
当院では、ペースメーカーやCRT(心臓再同期療法)を含む植込み型心臓デバイスの管理を行っています。
植込み後の長期フォローからトラブル対応まで、専門的に対応いたします。
■ ペースメーカーとは
ペースメーカーは、脈が遅くなる不整脈(徐脈)に対して、心臓に電気刺激を与え、適切な脈拍を保つための装置です。
失神やふらつきの予防、生活の質の改善に重要な役割を果たします。
■ CRT(心臓再同期療法)とは
心不全の一部の患者さんでは、心臓の収縮のタイミングがずれることで心機能が低下します。
CRTはそのずれを補正し、心臓の動きを効率よくする治療です。
息切れやむくみなどの症状改善、入院の減少が期待されます。
■ 当院の特徴
■ペースメーカー植込後管理
院内および往診先でのペースメーカーチェック(測定)が可能です。
■ 遠隔モニタリング対応
植込みデバイスの状態を自宅から送信し、異常の早期発見が可能です。
院内でデータを確認し、必要に応じて迅速に対応します。
■ 各メーカーに対応
・Medtronic(メドトロニック)
・BIOTRONIK(バイオトロニック)
・Abbott(アボット)
・Boston Scientific(ボストン・サイエンティフィック)
■ 専門的なバックグラウンド
開業前は、左脚領域ペーシング(LBBP)などの先進的ペーシング治療に携わっていました。
現在も、これらの治療が可能な専門施設と連携しています。
■ 新しいデバイスにも対応
● リードレスペースメーカー
従来のリード(電線)を使用しない小型のペースメーカーです。
感染リスクの低減や低侵襲が特徴で、適応がある方には専門施設をご紹介します。
● 植え込み型心電計(ICM)
原因不明の失神や脳梗塞に対して、長期間心電図を記録できる装置です。
発作がまれな不整脈の診断に有用です。
■ このような方はご相談ください
・ペースメーカー植込み後の定期フォローを希望される方
・引っ越しや通院先変更で管理施設を探している方
・動悸、失神、脈の乱れが気になる方
・心不全でCRTの適応があるか評価したい方
・原因不明の失神や不整脈が疑われる方
■ 身体障害者診断書(心臓機能障害)について
当院では、心臓機能障害に関する身体障害者診断書の作成が可能です。
ペースメーカーやCRT植込み後の患者さんでは、
初回は植込み施設で診断書(多くは1級)が作成されることが一般的です。
その後、3年以内に更新の案内が届くことが多く、
当院での診断書作成にも対応しています。
■ 等級の考え方(現在の基準)
以前は「生涯1級」とされるケースもありましたが、
現在は心機能の評価(運動耐容能)に基づいて等級が決定されます。
・1級:2METs未満
・3級:2〜4METs未満
・4級:4METs以上
※実際の判定は症状や検査所見を含めて総合的に判断されます。
■ このような方はご相談ください
・身体障害者手帳の更新案内が届いた方
・他院で植込み後、フォローを当院で行っている方 ・等級変更の可能性について相談したい方
さらに詳しく知りたい方は日本不整脈心電学会の解説ページへ
